レメディ

ホメオパシーではレメディという砂糖玉(もしくはアルコール水)を使用します。

レメディの原料となるものは、
鉱物・植物・虫・動物・・・等の自然界の様々な物質です。

他にも、太陽、月の光、薬、病原菌から作られたレメディもあり、
その数は3000種類以上にもなると言われています。

そのレメディには原物質(原料)の情報だけが入っています。

原物質がなくなるまで薄めながら叩く「希釈・振璗」というプロセスを経て、
物質のもつ、エネルギー(波動とも言えると思います。)だけになったもの、
と言ったら分かりやすいでしょうか・・・。



例えば・・・『アコナイト』というレメディ。
皆さんご存知の『トリカブト』という毒草が原料となっています。
このトリカブトの全草をアルコールに浸し、
しばらく置くとマザーチンクチャーができます。


このマザーチンクチャーをアルコールで100倍に薄め(希釈)、
希釈液の入った容器を激しくゆすります(振璗)。

さらに、この溶液を100倍に薄め、容器を激しくゆすり、
さらに100倍に薄め、また容器を激しくゆする・・・
という様に希釈・振璗を繰り返します。
この希釈・振璗の度合いをポーテンシーと言います。



私がいつもセルフケアで使用している家庭用レメディーは、
30C」というポーテンシーのものです。
C」は100倍希釈をあらわします。 30Cは、100倍希釈を30回くりかえしたという意味ですので、元の物質は、 1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000倍に薄まっています。

レメディでは、100倍希釈を100万回希釈したものもあります。


当然、そこには、物質の分子は存在しません。
この物質がないという状態、原材料のエネルギー、
情報、波動・・・が作用をさせる、と言った辺りが、
ホメオパシー治療が怪しい、偽科学だと言われる由縁でしょうか。


しかし、ホメオパシーは、世界各国で「症状や病気」をセルフケアする為に使われてきた自然療法であり、ヨーロッパの国々、インド等ではホメオパシーの大学や病院もあるほどです。


ホメオパシーは、ココロとカラダの不調和な状態に気付きを与え、
自己治癒力に働きかける治療法です。


セルフケアをされる場合は、講座などで勉強する事をお勧めします。
尚、慢性的な症状や病気についてはセルフケアは限界がありますので、
一度ホメオパスにご相談下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿